六十日柱の7番目 · 陽の金・馬

庚午日柱
性格 · 結婚 · 仕事 · 相性

炉に入れられたばかりの鉄 — 打たれて形になる

鍛錬度胸転身桃花(人を惹きつける位置)馬の支
日干 · あなた かのえ
日支 · 相手 うま
かのえ · 陽の金 — 打ち上げたばかりの刃
うま · 火の支(馬)
日主から見た日支 — 正官(官星(役目の星))
配偶者の座
正官
十二運
沐浴
空亡
戌(いぬ)・亥(い)
神殺
なし
このページの内容
  1. 庚午日柱とは — まず構造から
  2. 性格と気質
  3. 相手と恋愛(男性 / 女性)
  4. 仕事とお金
  5. この日柱が気をつける一点
  6. 相性 — 合う相手、噛み合わない相手
  7. よくある質問

1. 庚午日柱とは — まず構造から

日柱は生まれたを表す二文字です。四つの柱の中で最初に読まれるのは、 ここが自分と相手を同時に映す唯一の場所だからです。上の文字――日主――が自分。 下の文字は自分が立っている地面であり、同時に配偶者の座でもあります。

かのえうまは、火の支であるうまの上に立つ陽の金です。 日支が日干を抑えます。圧のかかる場所で伸びるタイプです。自己管理そのものが技術になります。 日主から見ると日支は正官にあたるので、配偶者の座は 官星(役目の星)の性質を帯びます。

蔵干 — 支の中に隠れているもの

どの支にも中に隠れた天干があります。表からは見えない気質と、その支が実際に何に使われるかは ここから出てきます。

蔵干位置割合日主から見て
ひのえ 余気10日偏官
つちのと 中気9日印綬
ひのと 正気11日正官

注 — 午は外から見るとですが、中の主となる蔵干は丁で、こちらはです。関係は見えている方ではなく中身で判定するので、正官と読みます。子・午・巳・亥の四つは、ここを取り違えられることが最も多い支です。

十二運 — 沐浴 (形が定まる前の気)

配偶者の座がまだ形の定まらない時期にあります。感受性が強く、変化が多い。若いうちの揺れが、後の幅になります。

空亡 — 戌(いぬ)・亥(い)

庚午日柱の空亡は戌(いぬ)・亥(い)です。空亡の位置は あるのに自分のものという感じがしない領域を指します。命式の他の場所にその支が出ていれば、 そこに結びついた縁とお金は一度空になって、また満ちる動きをしやすい。 空亡は悪いという意味ではなく、握るのをやめた途端に楽になる場所の印です。

2. 庚午日柱の性格と気質

打ち上げたばかりの刃 — 曖昧さを嫌います。白黒をつけたがり、決断が速い。筋を通すことに価値を置くので、味方には固く、合わない相手には冷たく出ます。

その下に午の支が入ります。熱が出る座です。感情が表に出やすく、人を惹きつける。上がり下がりの幅も大きくなります。

午の火が庚の金を溶かします。楽ではありませんが、鍛えられて器になる形です。若いうちの苦労がそのまま実力に変わるので、順風だけの人生になると逆に伸びません。

強み決断力、実行力、義理
弱いところ言い方がきつい、譲らない、切りすぎる
支の種類四旺支(気の盛りの支) — 桃花(人を惹きつける位置)

3. 庚午日柱の相手と恋愛

日主の下にある支が配偶者の座です。相手がどんな人になりやすいか、結婚生活がどんな形を取るかは、 まずこの一文字から読みます。庚午日柱では、その座に正官が座ります。

配偶者の座に、筋の通った星が座ります。社会的な評価と家庭が結びつきやすい配置。約束を守る関係になります。

庚午 — 男性の場合

組織の中で位置を得やすい形です。正しさで押すと、家庭では通じないことがあります。

庚午 — 女性の場合

配偶者運が良い代表的な配置です。相手の条件を先に見る癖があり、それは長い目では合理的です。

男女で読みが変わる理由 — 男性の命式では財星が相手を、女性の命式では官星が相手を表します。 同じ日柱でも読みが分かれるのは、それだけの理由です。

4. 庚午日柱の仕事とお金

判断と実行が要る仕事に強い。調整だけを求められる場所では窮屈になります。

庚午日柱では配偶者の座に正官(官星(役目の星))が座るので、これは 組織と役目の中で値打ちが決まる構造.

向いている分野

仕事は日柱だけでは決まりません。月支・格局・用神が実際の方向を決めます。 上の一覧は日柱が指している木目として読んでください。

5. 庚午日柱が気をつける一点

一つだけ覚えるなら

熱くなったまま突っ込む。冷ます時間を持たないと、自分の刃で自分を切ります。

この日柱そのものには特別な神殺がつきません。裏を返せばどの方向にも傾いていないということで、年柱・月柱・時柱がそのまま素直に出てきます。

6. かのえうまの相性

相性の骨は二つです。天干が合うか(考え方が噛み合うか)と、 地支が合うか(日々の生活が回るか)。庚午日柱から計算すると、こうなります。

合う相手

日柱理由評価
きのとひつじ
陰の木・羊
地支の六合 + 天干の合最上
つちのとひつじ
陰の土・羊
地支の六合 + 相手が自分を生むとても良い
つちのえとら
陽の土・虎
地支の三合 + 相手が自分を生む良い

噛み合いにくい相手

日柱理由評価
きのえね
陽の木・鼠
地支の冲 — 配偶者の座を正面から突く + 天干の冲正面衝突
ひのえね
陽の火・鼠
地支の冲 — 配偶者の座を正面から突く + 相剋正面衝突
ひのとうし
陰の火・牛
元嗔 — 理由なく居心地が悪くなる組み合わせ距離を取る

冲は一緒にいられないという意味ではありません。冲は変化が大きいという意味で、 互いの仕組みが分かった途端に生産的になる組み合わせも多い。逆もあります。良い組み合わせでも、 残りの命式が噛み合わなければ居心地は悪くなります。日柱の相性は出発点であって、結論ではありません。

ふたりの生年月日を入れると、配偶者宮どうしの合・冲まで根拠つきで見られます。
→ 相性占い(生年月日・無料)でふたりの相性を調べる

日柱は四本の柱のうちの一本です

同じ日に生まれても、年・月・時が入ると読みは大きく変わります。
完全鑑定書は四柱すべてを計算して文章にします。約5分でお手元に残る鑑定書としてお届けします。

鑑定メニューを見る

7. 庚午日柱 — よくある質問

庚午日柱の性格は?

打たれて形になる。午の火が庚の金を溶かします。楽ではありませんが、鍛えられて器になる形です。若いうちの苦労がそのまま実力に変わるので、順風だけの人生になると逆に伸びません。 陽の金という土台と、馬の支の気質が重なって出てきます。

庚午日柱は男女でどう違いますか?

土台は同じで、配偶者の座の働き方が変わります。男性の場合:組織の中で位置を得やすい形です。正しさで押すと、家庭では通じないことがあります。 女性の場合:配偶者運が良い代表的な配置です。相手の条件を先に見る癖があり、それは長い目では合理的です。

庚午日柱と相性の良い日柱は?

乙未・己未・戊寅 が構造的に合います。支が冲する 甲子 は調整が要ります。相性は日柱だけでは決まりません。命式全体で判断します。

生まれた時間が分からなくても日柱は出ますか?

出ます。日柱は生まれた日付で決まるので、時間を知っていてもいなくても同じ結果になります。

同じ日主(庚)の他の日柱 同じ日支(午)の他の日柱
前の日柱← つちのとみ 次の日柱かのとひつじ →

← 六十日柱の一覧