六十日柱の20番目 · 陰の水・羊

癸未日柱
性格 · 結婚 · 仕事 · 相性

乾いた土に吸われていく細い雨 — 出しすぎて足りなくなる

献身忍耐思慮華蓋(一人でいる位置)羊の支
日干 · あなた みずのと
日支 · 相手 ひつじ
みずのと · 陰の水 — 静かに降り続ける雨
ひつじ · 土の支(羊)
日主から見た日支 — 偏官(官星(役目の星))
配偶者の座
偏官
十二運
空亡
申(さる)・酉(とり)
神殺
なし
このページの内容
  1. 癸未日柱とは — まず構造から
  2. 性格と気質
  3. 相手と恋愛(男性 / 女性)
  4. 仕事とお金
  5. この日柱が気をつける一点
  6. 相性 — 合う相手、噛み合わない相手
  7. よくある質問

1. 癸未日柱とは — まず構造から

日柱は生まれたを表す二文字です。四つの柱の中で最初に読まれるのは、 ここが自分と相手を同時に映す唯一の場所だからです。上の文字――日主――が自分。 下の文字は自分が立っている地面であり、同時に配偶者の座でもあります。

みずのとひつじは、土の支であるひつじの上に立つ陰の水です。 日支が日干を抑えます。圧のかかる場所で伸びるタイプです。自己管理そのものが技術になります。 日主から見ると日支は偏官にあたるので、配偶者の座は 官星(役目の星)の性質を帯びます。

蔵干 — 支の中に隠れているもの

どの支にも中に隠れた天干があります。表からは見えない気質と、その支が実際に何に使われるかは ここから出てきます。

蔵干位置割合日主から見て
ひのと 余気9日偏財
きのと 中気3日食神
つちのと 正気18日偏官

十二運 — 墓 (しまわれる気)

配偶者の座がしまわれる場所にあります。ためる力が強く、外に出すのが遅い。財と縁が深い配置でもあります。

空亡 — 申(さる)・酉(とり)

癸未日柱の空亡は申(さる)・酉(とり)です。空亡の位置は あるのに自分のものという感じがしない領域を指します。命式の他の場所にその支が出ていれば、 そこに結びついた縁とお金は一度空になって、また満ちる動きをしやすい。 空亡は悪いという意味ではなく、握るのをやめた途端に楽になる場所の印です。

2. 癸未日柱の性格と気質

静かに降り続ける雨 — 感じ取る力が強く、言葉にする前に分かっています。前に出ないので目立ちませんが、いないと回らない位置にいることが多い。

その下に未の支が入ります。受け止める座です。人の話を預かり、面倒を見る。そのぶん自分の分が後回しになります。

未の土が癸の水を抑えます。持っているものを人に渡してしまう形で、面倒見はいいのに自分の分が残らない。自分の取り分を決められるかが、この日柱の分岐点です。

強み感受性、思慮深さ、忍耐
弱いところ内にため込む、決断が遅い、自己評価が低い
支の種類四庫支(蔵の支) — 華蓋(一人でいる位置)

3. 癸未日柱の相手と恋愛

日主の下にある支が配偶者の座です。相手がどんな人になりやすいか、結婚生活がどんな形を取るかは、 まずこの一文字から読みます。癸未日柱では、その座に偏官が座ります。

配偶者の座から圧がかかります。緊張感のある関係で、そのぶん退屈しない。責任を負う場面が人より多くなります。

癸未 — 男性の場合

自分に厳しく、人にも厳しくなりがちです。圧を仕事に向けると成果に、家庭に向けると軋みになります。

癸未 — 女性の場合

配偶者の星がここに座るので縁自体は濃い。強い相手に惹かれやすく、その強さが後で負担にもなります。

男女で読みが変わる理由 — 男性の命式では財星が相手を、女性の命式では官星が相手を表します。 同じ日柱でも読みが分かれるのは、それだけの理由です。

4. 癸未日柱の仕事とお金

分析・研究・相談のように、深く見る仕事で力が出ます。押しの強さを求められる場所では消耗します。

癸未日柱では配偶者の座に偏官(官星(役目の星))が座るので、これは 組織と役目の中で値打ちが決まる構造.

向いている分野

仕事は日柱だけでは決まりません。月支・格局・用神が実際の方向を決めます。 上の一覧は日柱が指している木目として読んでください。

5. 癸未日柱が気をつける一点

一つだけ覚えるなら

与えるのが当たり前になり、感謝されなくなる。線を引くのは冷たさではありません。

この日柱そのものには特別な神殺がつきません。裏を返せばどの方向にも傾いていないということで、年柱・月柱・時柱がそのまま素直に出てきます。

6. みずのとひつじの相性

相性の骨は二つです。天干が合うか(考え方が噛み合うか)と、 地支が合うか(日々の生活が回るか)。癸未日柱から計算すると、こうなります。

合う相手

日柱理由評価
つちのえうま
陽の土・馬
地支の六合 + 天干の合最上
かのえうま
陽の金・馬
地支の六合 + 相手が自分を生むとても良い
かのとい
陰の金・猪
地支の三合 + 相手が自分を生む良い

噛み合いにくい相手

日柱理由評価
ひのとうし
陰の火・牛
地支の冲 — 配偶者の座を正面から突く + 天干の冲正面衝突
つちのとうし
陰の土・牛
地支の冲 — 配偶者の座を正面から突く + 相剋正面衝突
ひのえね
陽の火・鼠
元嗔 — 理由なく居心地が悪くなる組み合わせ距離を取る

冲は一緒にいられないという意味ではありません。冲は変化が大きいという意味で、 互いの仕組みが分かった途端に生産的になる組み合わせも多い。逆もあります。良い組み合わせでも、 残りの命式が噛み合わなければ居心地は悪くなります。日柱の相性は出発点であって、結論ではありません。

ふたりの生年月日を入れると、配偶者宮どうしの合・冲まで根拠つきで見られます。
→ 相性占い(生年月日・無料)でふたりの相性を調べる

日柱は四本の柱のうちの一本です

同じ日に生まれても、年・月・時が入ると読みは大きく変わります。
完全鑑定書は四柱すべてを計算して文章にします。約5分でお手元に残る鑑定書としてお届けします。

鑑定メニューを見る

7. 癸未日柱 — よくある質問

癸未日柱の性格は?

出しすぎて足りなくなる。未の土が癸の水を抑えます。持っているものを人に渡してしまう形で、面倒見はいいのに自分の分が残らない。自分の取り分を決められるかが、この日柱の分岐点です。 陰の水という土台と、羊の支の気質が重なって出てきます。

癸未日柱は男女でどう違いますか?

土台は同じで、配偶者の座の働き方が変わります。男性の場合:自分に厳しく、人にも厳しくなりがちです。圧を仕事に向けると成果に、家庭に向けると軋みになります。 女性の場合:配偶者の星がここに座るので縁自体は濃い。強い相手に惹かれやすく、その強さが後で負担にもなります。

癸未日柱と相性の良い日柱は?

戊午・庚午・辛亥 が構造的に合います。支が冲する 丁丑 は調整が要ります。相性は日柱だけでは決まりません。命式全体で判断します。

生まれた時間が分からなくても日柱は出ますか?

出ます。日柱は生まれた日付で決まるので、時間を知っていてもいなくても同じ結果になります。

同じ日主(癸)の他の日柱 同じ日支(未)の他の日柱
前の日柱← みずのえうま 次の日柱きのえさる →

← 六十日柱の一覧