六十日柱の21番目 · 陽の木・猿

甲申日柱
性格 · 結婚 · 仕事 · 相性

斧の置かれた木 — 削られながら形が決まる

決断変化度胸駅馬(動きの位置)猿の支
日干 · あなた きのえ
日支 · 相手 さる
きのえ · 陽の木 — まっすぐ上へ伸びる大樹
さる · 金の支(猿)
日主から見た日支 — 偏官(官星(役目の星))
配偶者の座
偏官
十二運
空亡
午(うま)・未(ひつじ)
神殺
懸針殺
このページの内容
  1. 甲申日柱とは — まず構造から
  2. 性格と気質
  3. 相手と恋愛(男性 / 女性)
  4. 仕事とお金
  5. この日柱が気をつける一点
  6. 相性 — 合う相手、噛み合わない相手
  7. よくある質問

1. 甲申日柱とは — まず構造から

日柱は生まれたを表す二文字です。四つの柱の中で最初に読まれるのは、 ここが自分と相手を同時に映す唯一の場所だからです。上の文字――日主――が自分。 下の文字は自分が立っている地面であり、同時に配偶者の座でもあります。

きのえさるは、金の支であるさるの上に立つ陽の木です。 日支が日干を抑えます。圧のかかる場所で伸びるタイプです。自己管理そのものが技術になります。 日主から見ると日支は偏官にあたるので、配偶者の座は 官星(役目の星)の性質を帯びます。

蔵干 — 支の中に隠れているもの

どの支にも中に隠れた天干があります。表からは見えない気質と、その支が実際に何に使われるかは ここから出てきます。

蔵干位置割合日主から見て
つちのえ 余気7日偏財
みずのえ 中気7日偏印
かのえ 正気16日偏官

十二運 — 絶 (切れて、また繋がる気)

配偶者の座が一度切れる点にあります。断ち切って、また繋がる。変化が多く、そのたびに形が変わります。

空亡 — 午(うま)・未(ひつじ)

甲申日柱の空亡は午(うま)・未(ひつじ)です。空亡の位置は あるのに自分のものという感じがしない領域を指します。命式の他の場所にその支が出ていれば、 そこに結びついた縁とお金は一度空になって、また満ちる動きをしやすい。 空亡は悪いという意味ではなく、握るのをやめた途端に楽になる場所の印です。

2. 甲申日柱の性格と気質

まっすぐ上へ伸びる大樹 — 上へ伸びることが最初の本能です。方向が決まると横を見なくなり、そのまま押していく。曲がることが負けに感じられるので、正面からぶつかる回数が人より多くなります。

その下に申の支が入ります。動く座です。切り替えが速く、器用。同じ場所に長くいると、能力が余ります。

申の金が甲の木を切ります。ぶつかることが多く、その分だけ早く形が決まる。安定より刺激のある環境のほうが結果が出る、珍しいタイプです。

強み責任感、推進力、前に立つことへの抵抗のなさ
弱いところ融通が利かない。助けを求めるのが遅れるだけの自尊心
支の種類四生支(始まりの支) — 駅馬(動きの位置)

3. 甲申日柱の相手と恋愛

日主の下にある支が配偶者の座です。相手がどんな人になりやすいか、結婚生活がどんな形を取るかは、 まずこの一文字から読みます。甲申日柱では、その座に偏官が座ります。

配偶者の座から圧がかかります。緊張感のある関係で、そのぶん退屈しない。責任を負う場面が人より多くなります。

甲申 — 男性の場合

自分に厳しく、人にも厳しくなりがちです。圧を仕事に向けると成果に、家庭に向けると軋みになります。

甲申 — 女性の場合

配偶者の星がここに座るので縁自体は濃い。強い相手に惹かれやすく、その強さが後で負担にもなります。

男女で読みが変わる理由 — 男性の命式では財星が相手を、女性の命式では官星が相手を表します。 同じ日柱でも読みが分かれるのは、それだけの理由です。

4. 甲申日柱の仕事とお金

最初から最後まで自分の名前で回る仕事で生きます。途中で方針が変わり続ける組織では、消耗が早い。

甲申日柱では配偶者の座に偏官(官星(役目の星))が座るので、これは 組織と役目の中で値打ちが決まる構造.

向いている分野

仕事は日柱だけでは決まりません。月支・格局・用神が実際の方向を決めます。 上の一覧は日柱が指している木目として読んでください。

5. 甲申日柱が気をつける一点

一つだけ覚えるなら

正面からぶつかりすぎる。避けられる戦いを避けるのも実力です。

懸針殺

針のように鋭い。精度を要求される仕事 — 医療・技術・美容・デザインに向きます。

6. きのえさるの相性

相性の骨は二つです。天干が合うか(考え方が噛み合うか)と、 地支が合うか(日々の生活が回るか)。甲申日柱から計算すると、こうなります。

合う相手

日柱理由評価
つちのとみ
陰の土・蛇
地支の六合 + 天干の合最上
みずのとみ
陰の水・蛇
地支の六合 + 相手が自分を生むとても良い
みずのえね
陽の水・鼠
地支の三合 + 相手が自分を生む良い

噛み合いにくい相手

日柱理由評価
かのえとら
陽の金・虎
地支の冲 — 配偶者の座を正面から突く + 天干の冲正面衝突
つちのえとら
陽の土・虎
地支の冲 — 配偶者の座を正面から突く + 相剋正面衝突
かのとう
陰の金・兎
元嗔 — 理由なく居心地が悪くなる組み合わせ距離を取る

冲は一緒にいられないという意味ではありません。冲は変化が大きいという意味で、 互いの仕組みが分かった途端に生産的になる組み合わせも多い。逆もあります。良い組み合わせでも、 残りの命式が噛み合わなければ居心地は悪くなります。日柱の相性は出発点であって、結論ではありません。

ふたりの生年月日を入れると、配偶者宮どうしの合・冲まで根拠つきで見られます。
→ 相性占い(生年月日・無料)でふたりの相性を調べる

日柱は四本の柱のうちの一本です

同じ日に生まれても、年・月・時が入ると読みは大きく変わります。
完全鑑定書は四柱すべてを計算して文章にします。約5分でお手元に残る鑑定書としてお届けします。

鑑定メニューを見る

7. 甲申日柱 — よくある質問

甲申日柱の性格は?

削られながら形が決まる。申の金が甲の木を切ります。ぶつかることが多く、その分だけ早く形が決まる。安定より刺激のある環境のほうが結果が出る、珍しいタイプです。 陽の木という土台と、猿の支の気質が重なって出てきます。

甲申日柱は男女でどう違いますか?

土台は同じで、配偶者の座の働き方が変わります。男性の場合:自分に厳しく、人にも厳しくなりがちです。圧を仕事に向けると成果に、家庭に向けると軋みになります。 女性の場合:配偶者の星がここに座るので縁自体は濃い。強い相手に惹かれやすく、その強さが後で負担にもなります。

甲申日柱と相性の良い日柱は?

己巳・癸巳・壬子 が構造的に合います。支が冲する 庚寅 は調整が要ります。相性は日柱だけでは決まりません。命式全体で判断します。

生まれた時間が分からなくても日柱は出ますか?

出ます。日柱は生まれた日付で決まるので、時間を知っていてもいなくても同じ結果になります。

同じ日主(甲)の他の日柱 同じ日支(申)の他の日柱
前の日柱← みずのとひつじ 次の日柱きのととり →

← 六十日柱の一覧