六十日柱の5番目 · 陽の土・竜

戊辰日柱
性格 · 結婚 · 仕事 · 相性

水を抱えこんだ春の大きな丘 — 広い器、動きは遅い

度量信用蓄積華蓋(一人でいる位置)竜の支
日干 · あなた つちのえ
日支 · 相手 たつ
つちのえ · 陽の土 — 動かない山
たつ · 土の支(竜)
日主から見た日支 — 比肩(比劫(自分の星))
配偶者の座
比肩
十二運
冠帯
空亡
戌(いぬ)・亥(い)
神殺
白虎大殺 · 干与支同 · 日徳 · 紅艶殺
このページの内容
  1. 戊辰日柱とは — まず構造から
  2. 性格と気質
  3. 相手と恋愛(男性 / 女性)
  4. 仕事とお金
  5. この日柱が気をつける一点
  6. 相性 — 合う相手、噛み合わない相手
  7. よくある質問

1. 戊辰日柱とは — まず構造から

日柱は生まれたを表す二文字です。四つの柱の中で最初に読まれるのは、 ここが自分と相手を同時に映す唯一の場所だからです。上の文字――日主――が自分。 下の文字は自分が立っている地面であり、同時に配偶者の座でもあります。

つちのえたつは、土の支であるたつの上に立つ陽の土です。 日干と日支が同じ五行です。色が濃く、根が太い。自分のやり方が早くから固まります。 日主から見ると日支は比肩にあたるので、配偶者の座は 比劫(自分の星)の性質を帯びます。

蔵干 — 支の中に隠れているもの

どの支にも中に隠れた天干があります。表からは見えない気質と、その支が実際に何に使われるかは ここから出てきます。

蔵干位置割合日主から見て
きのと 余気9日正官
みずのと 中気3日正財
つちのえ 正気18日比肩

十二運 — 冠帯 (世に出る気)

配偶者の座が世に出ていく時期にあります。自負心が強く、体裁を大事にする。認められたい気持ちが、そのまま推進力になります。

空亡 — 戌(いぬ)・亥(い)

戊辰日柱の空亡は戌(いぬ)・亥(い)です。空亡の位置は あるのに自分のものという感じがしない領域を指します。命式の他の場所にその支が出ていれば、 そこに結びついた縁とお金は一度空になって、また満ちる動きをしやすい。 空亡は悪いという意味ではなく、握るのをやめた途端に楽になる場所の印です。

2. 戊辰日柱の性格と気質

動かない山 — 急ぎません。周りが慌てているときに落ち着いて見えるので、自然と頼られる位置に回ります。一度決めたことは、そう簡単には戻しません。

その下に辰の支が入ります。抱えこむ座です。内側に蓄えがあり、底が見えない。器が大きいぶん、動きは遅くなります。

辰は水の倉です。だから内側に蓄えがあり、人も物も自然に集まってきます。判断は遅いほうですが、一度決めたら揺れません。信用が資産になる形をしています。

強み安定、包容力、信用
弱いところ腰が重い、頑固、変化に対する抵抗
支の種類四庫支(蔵の支) — 華蓋(一人でいる位置)

3. 戊辰日柱の相手と恋愛

日主の下にある支が配偶者の座です。相手がどんな人になりやすいか、結婚生活がどんな形を取るかは、 まずこの一文字から読みます。戊辰日柱では、その座に比肩が座ります。

配偶者の座に自分と同じ気が座ります。相手は同僚か仲間のように感じられる。対等だから楽で、そのぶん主導権の取り合いも起きやすい。

戊辰 — 男性の場合

配偶者を仕事の相棒として扱います。財の位置がここで押されるので、家計を分けたほうが関係はずっと楽になります。

戊辰 — 女性の場合

寄りかかるより、隣に並びたい人です。共働きや共同事業が合い、守られるだけの関係は息苦しくなります。

男女で読みが変わる理由 — 男性の命式では財星が相手を、女性の命式では官星が相手を表します。 同じ日柱でも読みが分かれるのは、それだけの理由です。

4. 戊辰日柱の仕事とお金

土台をつくる仕事、預かる仕事に向きます。速さを競う場所では損をします。

戊辰日柱では配偶者の座に比肩(比劫(自分の星))が座るので、これは 自分の力で立ち上がる構造.

向いている分野

仕事は日柱だけでは決まりません。月支・格局・用神が実際の方向を決めます。 上の一覧は日柱が指している木目として読んでください。

5. 戊辰日柱が気をつける一点

一つだけ覚えるなら

動かないことを安定だと言い換えてしまう。決めない時間そのものが損になる場面があります。

白虎大殺

荒い星と言われますが、実際は大事な場面で引かない力として出ます。健康と怪我にだけ気をつければ、推進力として働きます。

干与支同

日干と日支が同じ五行です。自分の色が濃く、根がしっかりしています。その代わり配偶者の座に自分の気が座るので、主導権の綱引きが起きやすい。

日徳 (favourable)

善意が乗っている日。助けが途切れず、困ったときに誰かが現れます。

紅艶殺

控えめな色気の星。人を引き寄せる空気があるので、人気がついてきます。

6. つちのえたつの相性

相性の骨は二つです。天干が合うか(考え方が噛み合うか)と、 地支が合うか(日々の生活が回るか)。戊辰日柱から計算すると、こうなります。

合う相手

日柱理由評価
みずのととり
陰の水・鶏
地支の六合 + 天干の合最上
ひのととり
陰の火・鶏
地支の六合 + 相手が自分を生むとても良い
ひのえさる
陽の火・猿
地支の三合 + 相手が自分を生む良い

噛み合いにくい相手

日柱理由評価
きのえいぬ
陽の木・犬
地支の冲 — 配偶者の座を正面から突く + 相剋正面衝突
みずのえいぬ
陽の水・犬
地支の冲 — 配偶者の座を正面から突く + 相剋正面衝突
きのとい
陰の木・猪
元嗔 — 理由なく居心地が悪くなる組み合わせ距離を取る

冲は一緒にいられないという意味ではありません。冲は変化が大きいという意味で、 互いの仕組みが分かった途端に生産的になる組み合わせも多い。逆もあります。良い組み合わせでも、 残りの命式が噛み合わなければ居心地は悪くなります。日柱の相性は出発点であって、結論ではありません。

ふたりの生年月日を入れると、配偶者宮どうしの合・冲まで根拠つきで見られます。
→ 相性占い(生年月日・無料)でふたりの相性を調べる

日柱は四本の柱のうちの一本です

同じ日に生まれても、年・月・時が入ると読みは大きく変わります。
完全鑑定書は四柱すべてを計算して文章にします。約5分でお手元に残る鑑定書としてお届けします。

鑑定メニューを見る

7. 戊辰日柱 — よくある質問

戊辰日柱の性格は?

広い器、動きは遅い。辰は水の倉です。だから内側に蓄えがあり、人も物も自然に集まってきます。判断は遅いほうですが、一度決めたら揺れません。信用が資産になる形をしています。 陽の土という土台と、竜の支の気質が重なって出てきます。

戊辰日柱は男女でどう違いますか?

土台は同じで、配偶者の座の働き方が変わります。男性の場合:配偶者を仕事の相棒として扱います。財の位置がここで押されるので、家計を分けたほうが関係はずっと楽になります。 女性の場合:寄りかかるより、隣に並びたい人です。共働きや共同事業が合い、守られるだけの関係は息苦しくなります。

戊辰日柱と相性の良い日柱は?

癸酉・丁酉・丙申 が構造的に合います。支が冲する 甲戌 は調整が要ります。相性は日柱だけでは決まりません。命式全体で判断します。

生まれた時間が分からなくても日柱は出ますか?

出ます。日柱は生まれた日付で決まるので、時間を知っていてもいなくても同じ結果になります。

同じ日主(戊)の他の日柱 同じ日支(辰)の他の日柱
前の日柱← ひのとう 次の日柱つちのとみ →

← 六十日柱の一覧