十二運の6番目 · 頂点を過ぎた気

十二運「衰」
意味と4つの日柱

頂点を過ぎた気

十二運4日柱

1. 衰の意味

配偶者の座が頂点を過ぎたところにあります。落ち着きがあり、無理をしない。派手さはなく、崩れにくい。

十二運は、気が生まれてから静まるまでの流れを十二の段階に分けたものです。衰はそのうち6番目、頂点を過ぎた気にあたります。

2. 日柱の衰は「配偶者の座」を指します

十二運は日干から日支を見て決まります。そして日支は配偶者の座です。つまり日柱の衰は、ご自分の気の段階であると同時に、相手と向き合うときの構えでもあります。

年柱・月柱・時柱にも十二運はつきます。このページで扱うのは日柱の衰です。

3. 衰を日柱に持つ4柱

同じ衰でも、日干が違えば出方が変わります。ご自分の日柱をクリックすると、その一柱の詳しい読み解きへ進みます。

日柱日干五行空亡
乙丑日柱乙(きのと)陰の木静かにため続ける座戌(いぬ)・亥(い)
辛未日柱辛(かのと)陰の金受け止める座戌(いぬ)・亥(い)
甲辰日柱甲(きのえ)陽の木抱えこむ座寅(とら)・卯(う)
庚戌日柱庚(かのえ)陽の金守る座寅(とら)・卯(う)

4. 衰の日柱が向いている分野

十二運が同じでも日干が違えば向かう先は変わります。下は衰を持つ4柱それぞれが指している木目です。

日柱向いている分野
乙丑経理・財務 · 不動産 · 食品・製造 · 総務・管理 · 手に職
辛未デザイン・宝飾 · 品質管理 · 会計・監査 · 美容 · 専門職
甲辰経営・管理 · 教育 · 行政・公共 · 不動産 · 士業
庚戌軍・警察・保安 · 製造・技術 · 建設 · 経営 · スポーツ

仕事は日柱だけでは決まりません。月支・格局・用神が実際の方向を決めます。

5. 十二運の十二段階

十二運は長生 → 沐浴 → 冠帯 → 建禄 → 帝旺 → 衰 → 病 → 死 → 墓 → 絶 → 胎 → 養 → 長生という流れの中にあります。衰だけを取り出して良い悪いを言うより、前後と並べて見るほうが実際に近い読み方です。

長生沐浴冠帯建禄帝旺

6. 十二運をどう使うか

十二運は命式の強弱を決める唯一の物差しではありません。帝旺だから強い、死だから弱い — そう読むと外します。日干が何であるか、月支が何であるか、そこに助けがあるかどうかで、同じ衰でもまるで違う形になります。

実際の鑑定では、十二運は「気の段階」を示す一つの手がかりとして、格局・用神・大運と合わせて読みます。衰をお持ちでしたら、上の表からご自分の日柱へお進みください。

よくある質問

十二運の衰とはどんな意味ですか。

頂点を過ぎた気です。配偶者の座が頂点を過ぎたところにあります。落ち着きがあり、無理をしない。派手さはなく、崩れにくい。

衰は良い十二運ですか、悪い十二運ですか。

十二運に良い悪いはありません。気の段階を十二に分けたもので、強い段階には強い段階の課題が、静かな段階には静かな段階の利点があります。

衰が日柱にある日柱はどれですか。

六十日柱のうち4柱です。乙丑・辛未・甲辰・庚戌がそれにあたります。

十二運はどこを見て決まりますか。

日干から日支を見て決まります。同じ支でも日干が違えば十二運は変わります。このページは日柱(日干と日支)で見た十二運です。

四柱は四本あります

日干も十二運も、命式の一部分です。年・月・日・時の四本と大運まで合わせて読むと、見え方が変わります。

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