十二運の3番目 · 世に出る気

十二運「冠帯」
意味と6つの日柱

世に出る気

十二運6日柱

1. 冠帯の意味

配偶者の座が世に出ていく時期にあります。自負心が強く、体裁を大事にする。認められたい気持ちが、そのまま推進力になります。

十二運は、気が生まれてから静まるまでの流れを十二の段階に分けたものです。冠帯はそのうち3番目、世に出る気にあたります。

2. 日柱の冠帯は「配偶者の座」を指します

十二運は日干から日支を見て決まります。そして日支は配偶者の座です。つまり日柱の冠帯は、ご自分の気の段階であると同時に、相手と向き合うときの構えでもあります。

年柱・月柱・時柱にも十二運はつきます。このページで扱うのは日柱の冠帯です。

3. 冠帯を日柱に持つ6柱

同じ冠帯でも、日干が違えば出方が変わります。ご自分の日柱をクリックすると、その一柱の詳しい読み解きへ進みます。

日柱日干五行空亡
戊辰日柱戊(つちのえ)陽の土抱えこむ座戌(いぬ)・亥(い)
丁未日柱丁(ひのと)陰の火受け止める座寅(とら)・卯(う)
癸丑日柱癸(みずのと)陰の水静かにため続ける座寅(とら)・卯(う)
丙辰日柱丙(ひのえ)陽の火抱えこむ座子(ね)・丑(うし)
己未日柱己(つちのと)陰の土受け止める座子(ね)・丑(うし)
壬戌日柱壬(みずのえ)陽の水守る座子(ね)・丑(うし)

4. 冠帯の日柱が向いている分野

十二運が同じでも日干が違えば向かう先は変わります。下は冠帯を持つ6柱それぞれが指している木目です。

日柱向いている分野
戊辰不動産・建設 · 金融 · 行政・公共 · 農業・食品 · 組織運営
丁未研究・技術 · 医療 · 工芸 · 教育 · 宗教・思想
癸丑研究 · 会計・監査 · 医療 · 行政 · 士業
丙辰教育 · 経営・管理 · 公共・行政 · 医療 · 団体運営
己未教育 · 医療・福祉 · 人事・総務 · 飲食 · 地域事業
壬戌研究 · 不動産・建設 · 金融 · 経営 · 行政

仕事は日柱だけでは決まりません。月支・格局・用神が実際の方向を決めます。

5. 十二運の十二段階

十二運は長生 → 沐浴 → 冠帯 → 建禄 → 帝旺 → 衰 → 病 → 死 → 墓 → 絶 → 胎 → 養 → 長生という流れの中にあります。冠帯だけを取り出して良い悪いを言うより、前後と並べて見るほうが実際に近い読み方です。

長生沐浴建禄帝旺

6. 十二運をどう使うか

十二運は命式の強弱を決める唯一の物差しではありません。帝旺だから強い、死だから弱い — そう読むと外します。日干が何であるか、月支が何であるか、そこに助けがあるかどうかで、同じ冠帯でもまるで違う形になります。

実際の鑑定では、十二運は「気の段階」を示す一つの手がかりとして、格局・用神・大運と合わせて読みます。冠帯をお持ちでしたら、上の表からご自分の日柱へお進みください。

よくある質問

十二運の冠帯とはどんな意味ですか。

世に出る気です。配偶者の座が世に出ていく時期にあります。自負心が強く、体裁を大事にする。認められたい気持ちが、そのまま推進力になります。

冠帯は良い十二運ですか、悪い十二運ですか。

十二運に良い悪いはありません。気の段階を十二に分けたもので、強い段階には強い段階の課題が、静かな段階には静かな段階の利点があります。

冠帯が日柱にある日柱はどれですか。

六十日柱のうち6柱です。戊辰・丁未・癸丑・丙辰・己未・壬戌がそれにあたります。

十二運はどこを見て決まりますか。

日干から日支を見て決まります。同じ支でも日干が違えば十二運は変わります。このページは日柱(日干と日支)で見た十二運です。

四柱は四本あります

日干も十二運も、命式の一部分です。年・月・日・時の四本と大運まで合わせて読むと、見え方が変わります。

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